グランビルの法則は使えない?
グランビルの法則は使えないのかを検証していくサイトです。グランビルの法則をローソク足と5日移動平均線と25日移動平均線で実践的にチャート分析していきます。エントリーポイントはどこか?エントリーチャンスを逃さずトレンドの方向と転換点を極めたいと思います。ぜひ、当サイトをご活用下さい。
グランビルの法則
グランビルの法則は、
株の本、FXの本にも出てきます。それだけ有名で投資家に人気はあるものの、使いこなしている人は少ないと思います。
グランビルの法則とは、トレンドの方向と転換点からエントリーポイントを見極め、エントリーチャンスを逃さないようにするためです。
株価と移動平均線からエントリーのタイミングを見極めようとする手法を言います。実際は、必ずしもグランビルの法則通りのチャートにはなりません。しかし似たようねチャートはたくさんあります。
図の①
グランビルの法則を説明して、グランビルには申し訳ないのですが、グランビルはアナリストとして有名でしたが、そのためか「グランビルショック」としても有名なのです。
アナリストとして暴落を予測し情報配信会員は、自信の持ち株を売っただけでなく、デリバティブを使い空売り(ショート)をしたそうです。
ところが、
暴落は起きずに、その後数年間も強気相場が続いたのです。その結果、情報配信会員のお客様は甚大な損失を被り、当然グランビルは絶頂期から転落しました。
株はいつも中庸ということです!「絶対」はありません。予測はもちろんいいのですが、「思惑が外れたら撤退」して「新たな戦略を組む」、「資金管理をして」「次の取り組みに臨めるようにする」PDCAをまわして反省も怠らない。
グランビルの法則と移動平均線とローソク足
図の②
グランビルの法則をチャートに合わせて見ました。(③は割愛しています。)
5日移動平均線と25日移動平均線の関係性|買いサインと売りサイン
利が乗るトレード
①の5日移動平均線と25日移動平均線がゴールデンクロスで絶好のエントリーポイントがやってきました。
エントリーチャンス|ゴールデンクロス
その前でもいいのですが、確実的なのはゴールデンクロスとローソク足が陽線で5日移動平均線がローソク足にクロスか下にあればエントリーポイントとなります。
④の5日移動平均線に陰線がクロスしています。ここで利食いをして、同時に売りのエントリーポイントとなります。
②では、25日移動平均線が上を向いて上昇トレンド。5日移動平均線は下ですが、陽線がでて上向き方向で転換点となります。買いのシグナル点灯です。売りの方はエグジットポイントとなります。
25日移動平均線は「トレンドの方向を示す」なので、上昇トレンドが継続すると読んで買いでエントリーするわけです。
図の③
売りサイン|デッドクロス
トレンド転換
①の5日移動平均線に陰線がクロスしています。ここで利食いをして、同時に売りのエントリーポイントとなります。
②は下降トレンド:5日移動平均線と25日移動平均線は下向き
④では、25日移動平均線が下を向いて下落トレンド。5日移動平均線は下ですが、陽線がでて上向き方向で転換点となります。買いのシグナル点灯です。売りの方はエグジットポイントとなります。
③は5日移動平均線と25日移動平均線を一気にブレイクダウンしています。絶好の売りサインとなっています。
移動平均線とローソク足で分かるエントリーポイント
1570ETF
図の④
買う|陽線ローソク足で売買タイミング
陽線を見てみると、👆
- 陽線ローソク足の下に5日移動平均線がある(右上)
- 陽線ローソク足の中を通り過ぎる(右下)
この2つのタイミングをエントリーポイントして考えます。25日移動平均線が近づいてゴールデンクロスに入るタイミングです。
売る|陰線ローソク足で売買タイミング
また陰線を見てみると👆
- 陰線のローソク足の上に5日移動平均がある(左上)
- 陰線のローソク足の中を通り過ぎる(左下)
この2つをエグジットポイントして考えます。25日移動平均線が近づいてデッドクロスに入るタイミングです。
グランビルの法則は使えない?|まとめ
グランビルの法則は使えないのか、どうなのかの結論を申し上げると、
「使える」になります。
使い方になります。実際のチャートから検証してきましたが、十分使えると思いませんか?
繰り返しになりますが、グランビルの法則の通りになりませんが、似たチャート、似たチャートとグランビルの法則を照らし合わせると航海にでる地図になります。
説明してきましたがトレンドが分かる移動平均線と転換点が分かる5日移動平均線とローソク足とグランビルの法則があれば株投資で十分利益をだせます。
しかし相場はすべて上手くいきません。
- 「読みにくい局面」・・・無理せず様子見をします。
- 「読みやすい」・・・読みやすいところを狙うのが勝ち続けるコツとなります。
いざ、実践の中では「だまし」もあります。「だまし」が確認できたらポジションをロスカットします。また「落ちてくるナイフを掴む」様な事はしないようにして、他の指標やテクニカル分析などで自分の予測が合っているか確かめをして確認できたときにエントリーするのが賢明と言えます。
最後に
日経平均株価は何で決まるのか?
1ファンダメンタルズ(企業業績)
2ダウ平均株価
3上海総合指数
4ドル円相場(為替)
5「地政学=イベントリスク=トランプリスク」
6日銀介入
参考になれば幸いです。
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