投資

金投資 メリット|投資の種類を比較

金投資のメリット

金ゴールドのメリットをご紹介します。

  • 有事の金
  • 無国籍通貨
  • 実物資産
  • 守りの資産
  • 金本位制

このように金ゴールドは別名があり商品(コモディティ)の中でも特別な存在であるといえます。

有事の金

金は「有事の金」と言われ、テロや戦争などといった地政学的リスクや金融不安などが高まったときに金へ資金が流れ金価格が上昇しています。そういったことから有事の金と言われています。

無国籍通貨

金は、それ自体の美しさ、希少性・劣化しない安定性などから、金は太古の昔から重宝されてきました。そのため国境も民族も宗教も越えて世界のだれもが受け入れられる資産であることから無国籍通貨と呼ばれています。国籍を持たない通貨は金ゴールドのこと。

実物資産

ペーパー資産と言われる株式、債券などと比較して「実物資産」と言われます。実物資産は無価値になることはなく、金ゴールドはペーパー資産の価値が下がると局面では値を上げやすいのが特徴である。またペーパー資産は発行体がありますが、金ゴールドは発行体がありません。

守りの資産

ペーパー資産は攻めの資産とし、金ゴールドは守りの資産と言われます。攻めであるペーパー資産が目減りする時に金ゴールドはそれをカバーしてくれる存在になります。

金本位制

19世紀から20世紀後半までの間、金本位制が執られていました。金との兌換(引換)を保証する制度のこと。金が基軸となっていました。

投資と言えば、株式投資や、個人向け国債、外貨預金、FXなどがあります。それぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。

株式投資

メリット

  • 株式の魅力は、値上がり益を狙える。
  • 配当や株主優待を受けられる。

デメリット

  • 株価は発行する企業の経営状況と国内外のさまざまな要因に影響され、初心者には、いつ、どの銘柄を、いくら取引すべきかの判断が難しい。
  • 購入するにはある程度まとまった資金が必要になります。

投資信託

個人投資家に人気なのが投資信託です。株式のほか、債券や不動産も投資信託で取引できます。たくさんの投資家から集めたお金で作った「ファンド」をプロが運用するもので、運用成果が各投資家に分配されます。

メリット

  • 少額から設定して、国内外の幅広い銘柄に投資できる。

デメリット

  • 元本保証がなく、目的に合った有望なファンドを選ぶには情報収集が欠かせません。
  • 手数料などの費用がかかる点にも注意が必要です。

個人向け国債

メリット

  • 金利の下限が年率0.05%と預金に比べて高金利
  • 日本の経済破たんといった危機がない限り元本割れの心配もない
  • 預金のように利用できるのが国債です
  • 購入は1万円から可能
  • 半年ごとに利子を受け取れ、満期になると元金が戻ってきます。

デメリット

  • 発行1年後から中途換金できますが、額面金額から直前2回分の利子相当分の金額が差し引かれることになります。

外貨預金

メリット

  • 外貨預金は、円の預金と同様に普通預金のほか、定期預金や積立プランも利用が可能です。
  • 為替差益を期待でき、日本に比べ金利の高い国の通貨で預金することで、より多くの利息を受け取れるというメリットがあります。

デメリット

  • 外貨建てでは元本と利息が保証される一方で、円に交換する時の為替レートによっては差損を被るリスクがある上、通常交換には手数料もかかる点がデメリットです。

FX(外国為替証拠金取引)

取引会社などに証拠金を預け入れ、それを担保に最大25倍の金額の外貨を取引できるのがFXです。

メリット

  • 少額で大きな取引ができ、外貨との間の金利差によっても利益(スワップポイント)が受け取れます。
  • レバレッジ効果で高額の収益が期待できる

デメリット

  • 半面、為替相場が不利に動けば大きな損失を出す、まさにハイリスク・ハイリターンの投資方法です。

不動産|実物資産

メリット

  • 株式や債券などとは値動きが異なり、分散投資先に適した不動産。

デメリット

  • しかし、大きな資金が必要で管理にも手間と費用がかかる上、容易に現金化できない流動性リスクの高さに難点があります。
  • また不動産には固定資産税などがかかることにも注意が必要です(金の保有では固定資産税はかかりません)。

REIT

メリット

  • 投資信託の一種であるREIT(リート、不動産投資信託)を利用すれば、物件の運用・管理をプロに任せ、少額から複数の不動産に投資して分配金を受け取ることが可能です。
  • 分配金が比較的安定しており、利回りが高めな点はメリットと言える

デメリット

  • 稼働状況や金利動向に注意が必要なほか、火災・自然災害といった特有のリスクも潜んでいます。

 

金投資

信用リスクがない

通貨や株式・債券など発行する国や企業の信用をベースに取引される「ペーパー資産」に対し、金や不動産のように、そのものに価値がある資産を「実物資産」と言います。ペーパー資産の値動きは発行体の情勢変化に敏感で破たんすれば価値がなくなる可能性があるのに対し、実物資産が無価値になることはありません。

メリット

  • 特に金はペーパー 資産の価値が暴落するような局面では値を上げやすいのが特徴であり、値動きに左右されずにインフレ対策ができることがメリットと言えます。
  • 純金積立は現物の裏付けがあるため信用リスクは発生しません

金ETF

  • 一方で現物の裏付けのない金ETF(上場投資信託)の場合は発行体の信用リスクが発生します

利息や配当を生まない

デメリット

  • ペーパー資産とは異なり、金は利息や配当を生むことがありません。そのため所有しているだけでは資産を大きく増やすことができないのがデメリットです。

メリット

  • しかし、リスクを取ってリターンを狙える「攻めの資産」が目減りするような状況下ではそれをカバーしてくれるのが「守りの資産」としての金と言えるでしょう。

金投資とその他投資商品|まとめ

以上のように、それぞれ性格の異なった投資商品をご紹介してきました。

今回は、

金投資をフューチャリングしましたが、純金積立などにより金投資が手軽にはじめられるようになった今「守りの資産」として金をポートフォリオの一部に加える人が増えています。

ご自身のライフステージや資産状況に合わせて選んで、資産の分配先や比率を変えていくのが賢い運用方法と言えます。

 

最後まで、ご覧いただきありがとうございます。